イカオバル 新発売!!

2016 1/20 

念願の60gタイプ オバルジグが完成しました 構想5年 難しかった。。。
全国のお客様から もっと重いものはありませんか?
頻繁にお問い合わせがありました。。
いつも
「申し訳ありません 30gより重くすると オバル本来の動きが出来なくなり
オバル独特の 沈む時のヒラヒラができません そのため これ以上の重さはありません」

いつも お断りをしていました
かなり 試作品を作ってはテストもしましたが
やはり ヒラヒラ沈まない これでは ただのオモリにすぎない
形を変えているうちに
ヒントが見えました
イカの形
試しに作って見ると 面白そうです

そして とうとう 60gのオバルを ヒラヒラと沈める事に成功しました

これを原型に 型を作り 製品に仕上げて 
防波堤でテスト



ロッドにリールをつけて オバルを沈めてみると ヒラヒラ落ちます
シャクルととてもよい動きもします

巻き上げ時も大きく動かずほど良いユラユラ
理想的な動きです



オバルジグは本来 海底に潜む 根魚を釣ることを前提にしています
そのため 早く沈む仕掛けは 魚が行動を起こす前に 海底に着いてしまいます

根魚は ヒラヒラユックリ沈んで来るものに 反応します

海底から上2mの範囲を仕掛けがユックリ沈むと 仕掛けを見つけて捕食まで
行動が行えますが

仕掛けがあまりにも早く海底に着くと 捕食できない
動きも直線的だと 興味を持ってくれません

 これが 根魚つりなのです 
大カサゴになると 動きが遅い魚ですので なおさらユックリ沈むのが大事

今までのオバルジグは 30gしかありません
流れが無く 風の弱いときなら深場でも 海底をとらえる事はできますが
条件が悪いと 難しい
鯵ケ沢沖のように 30m以上の深さに根があまりないところなら
浅場での釣りになるので 何とかなりますが

全国を見ると 深い場所にも根がある場所も多く
そのため 重いオバルが必要だったのです

重くしても オバル本来の動きがある事が 課題でした

高い所から 紙の皿を落とすとヒラヒラ落ちて行きます
しかし
瀬戸物のお皿を落とすとどうなるでしょう
多少の動きは有っても
ほとんど 真下に直線的に落ちます

これと同じ事なのです



これを克服するには 水の抵抗を利用しないといけません
しかし やたらに 広くできません
確かに広くすれば ヒラヒラ沈みます
仕掛けですから
魚に食わせないといけません

狭くして ヒラヒラ沈める これがとても難しい

時間は掛かりましたが 何とか 完成です
形も イカのシルエットで魚が好きな餌です


手間が掛かりますので 予約の販売になります

ショップでは 基本セット4本組 
3520円での販売です 1本880円
オバルインストラクターさんの意見を参考にして この値段になりました
かなりお買い得かと思います

メールでの予約もOKです
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