Test Fishing

2013 7/17 鯵ケ沢沖漁船釣り 南東の風強い 水温23度

真鯛の着き場を見つけて 何時まで着いているか 調べなくてはいけません
水温が上がってな魚は期待できません 市場に魚を上げるためには
この時期から水温が下がる冬まで 安定した漁をするためには真鯛は外せません
今の時期から 網には真鯛は入らなくなり 値段が上がり始めます
何故に網に真鯛が掛からないのかはっきりしませんが
網の場所に真鯛が居ないのか 中層を泳ぐので 網は海底から5m以内ですので
掛からないのか分かりません

釣りならばどこでも狙えるので 良いのです
これからの季節に狙えるのは アオリイカ 今年は薄いような感じです
大体 9月から10月いっぱい 2ヶ月
それ以外は真鯛 今年は鮎も良くないので期待できません

そんなことで 当分同じ場所で釣れても釣れなくても真鯛の着き場の統計調査
これがづっと水温が20度切るまで この場所で大きいサイズが安定して
釣れるのならば ここの場所は 本命として登録できます

漁で釣りをしていても 大体同じようなところで釣りをしていて
あまりあっちこっち移動する事は有りませんね

どうしてもガソリンの事を考えると
遠くのポイントには行く事は出来ません
出来るだけ近くで ポイントを見つける事が大事なのです

ここが 遊びの釣りと 仕事の釣りの違いです

将来 漁師を目指すのであれば 自分はどんな漁師になるのか
今から考えておいたほうが良いですよ

釣りの漁師になるのか
網の漁師になるのか
遊漁船主体の漁師になるのか

私の場合 釣りをする事で オバルジグの宣伝になります
そのため オバルジグを使った釣り以外絶対にしません

生活を支えているのは 年中売れる オバルジグなのです
色々な魚が釣れても オバルジグ以外で狙うことは有りません
オバルジグを販売するからには
これ以外の道具で魚を釣ってはイケナイノデス

そのほかに レンタルボートを貸しているので
ボートが釣が出来る水深以上の深いところは できるだけ行かないようにしています
レンタルボートが行けないような水深で 釣っても レンタルの人たちに
失礼です
そのため 水深30m以上はめったに行きませんよ


今回の真鯛の着き場も ワラサの釣れた場所も レンタルボートの範囲内なのです


朝4時過ぎ出航しました
南東の風が少し強いですが釣り日和



真鯛のポイントに走ります 8;30満潮の上げ潮 

ここのポイントにはベイトの反応はほとんど有りません
凄く大事な事ことです
ベイトについている真鯛は 毎日ポイントが変わります
これを狙うとなると カモメを探して 走らなければいけません
とてもリスクが高い

今回のポイントは 移動性の真鯛の群れではなく
この場所にいつ居ている真鯛のポイント 
先日から毎回釣れています
小さいのが釣れないのも魅力です 小さい真鯛は何匹釣ってもお金になりません
とにかく 40cm以上の真鯛でなければいけません
理想的には 2kg前後が数多く釣れると 最高の値段で釣り匹されます

釣りの真鯛ですので 網の真鯛に比べて 2割ほど高くなります
キロ1000円であれば 釣り真鯛は1200円とか

先日から 蛍光グリーンのオバルとピンクのオバルを使っていますよ
今年はピンクが釣れます
昨年はグリーンが当たりオバル

ポイントに到着してオバルを投入

海底まで沈めます 食いが立っているときは 沈んで行く途中で食いつきます
これでその日の活性が分かります

私の場合 2本の竿を交互に使います
一本の竿を置き竿にして仕掛けを海底に沈めている時は
もう一本をゆっくり巻いています
目的水深まで来たら またフリーにして仕掛けを沈めます
このときにもう一本の竿を巻いています
この繰り返し 忙しいですよ

片方にはグリーンのオバル もう一本にはピンクのオバル

空いてくるとコツンとあたりが あわせるとヒット!
上がってきたのは 50cm真鯛



その後も すぐに50cm真鯛

この後当たりがなくなり 遠くでナブラが見えましたので
そちらに走ります

オバルを沈めて ゆっくり巻き上げ
途中で当たりが
始めはそれほど引かなかったので 真鯛の大きいやつ?

その後 横に走り出しました 真鯛は横に走らないので
これは青物かな

その後 急に引き込み強くなり ドラグを緩めにします
皆さん 上がらなくなると ドラグを閉めすぎていませんか
早く上げたくて ドラグを強くしすぎています

そのため急な引き込みに耐えられなくてラインが限界まで来て切れるのです
私は先日から シーガーの フロロマイスターの2号を使っています
このラインはサンラインの2号より伸びますね
強度はシーガーの方が上です
根魚にはサンライン 真鯛 青物にはシーガー

何故か やはり回遊魚は引き込みが大きいので 多少伸びたほうが切れない
取り込みは時間が掛かると思いますが 切れるよりはましです

6月に釣った 105cmと90cmのヒラメで ラインの強さが分かったので
この方法が一番良いとわかりました
もう一つ分かったのは

以前はヨリモドシの上に50cmほどヨリ糸にしていたのですが
結び目が多くなり 強度が落ちる事が分かりました
根掛かりして引っ張ってみると
ヨリ糸より じかに結んでいるほうが強いのです
現在は寄り糸はやりません 
漁師をやって今年で3シーズン 常に同じライン タックルで色々な魚を年中釣りますが
未だに ラインが切られた事はありませんね

このことでもフロロの強さはお墨付きです

PEラインは怖くて使えません
試しにフロロを使うのならば 
シーガーのフロロマスター8ポンドおすすめです
320m巻きで 1100円前後で買えます


やり取りをして 水面に見えたものは ワラサ?ブリ?70cm



おもしろかったですね
今の時期のワラサは脂が薄くイマイチですが 活き締めして処理すれば
刺身にしてもサッパリしていて美味しいですよ
刺身をヅケにすると保存が利いて良いですね

ヅケの配分はネットに出ていますので探してみてください

釣っては面白い魚ですが
お金にならない魚です

カリに 5kgのワラサを水揚げしたとしましょう
箱代も普通のより高い 250円としましょうか
これに氷 100円
手数料7パーセント

1kg160円くらいなもの

魚だけで800円
手数料が56円
氷 箱代350円

手元に残るのは良くて400円

こんなものです
釣り真鯛なら 1kg1000円位になりますので
大きい真鯛を狙うのが正解なのです
面白さにハマッテ ワラサを狙うの間違いなのです

そんなことで 朝のポイントに移動

すぐにヒット しかし 外れる
すぐにまた仕掛けを沈めると 途中で食いました
久しぶりの65cm良い真鯛です



その後も40cn真鯛を追加して




下げ潮3分が過ぎて 釣れなくなったので10時終了



このほかにはフグも釣れて 
今日はワラサのお造り が出来ますね

港に変えると 師匠が網の修理をしています
本来は磯漁師なんですが 今年は 磯のものが大不漁 これからの季節
エゴ モズク サザエ あわび うになどですが
メインのエゴとモズクがとにかく薄い

刺し網もやっているのですが これも掛からない
仕方ないので キス網をやっているのですが やった事が無いので
キスの着き場が分からないらしく 数が少ないのです

親方にワラサの半身をおすそ分け
お返しに キス1kgほどもらいました
キスは値段がマグロの次に高いですね
ただ数を釣には餌代が掛かりますので 真鯛もアオリも釣れ無ければ
キスの大量つりも考えなければいけません
小さいサイズは規格外ですので
最低でも22cm以上は欲しいですね


市場に真鯛を水揚げ 6kgほどありました




市場に魚が少ないですね 真鯛はあんまり有りませんでした
これからの季節 夏休みに入り 旅行客も増えるし お祭りもあり お盆もあり
真鯛が取れない季節ですので
釣れれば値段も上がりますので 着き場の真鯛ずっと居てくれれば良いですね