2014 10/12 鯵ケ沢沖 漁船つり と レンタルボート 凪南風 水温19.5度
前日までの波も収まり 今日は釣り日和になる予定
しかし 大潮の下げ潮回り チョット厳しい釣りになりそうです
水温は19.5度 16度以下になれば 下げ潮 上げ潮 関係なく食いが立つのですが
まだ海は 夏ですね 魚は 少しづつですが 動き出しました
レンタルボートの チーム山田さん達と チーム福井さん達 2組の
レンタルボートがあります
レンタルボートの集合時間は 夜明け1時間前に設定しています
何故か。。。。
一番遠いであろう釣り場までの時間も計算しています
1時間あれば 深浦 権現崎 鯵ケ沢 陸奥湾 行く事が出来ます
天気で釣り場を変えることもあるのでこの時間になるのです
今回は チーム山田さん達は 深浦沖に行く予定
チーム福井さん達は 鯵ケ沢沖の予定でしたが
話をしているうちに 深浦に行く事に 仲間が居れば トラブルも兼ねて安心ですからね
2組で 4時30分 出発しました
私も
鯵ケ沢漁港から 出航です
朝5時 準備をして 出航 海は 凪で気持ちよい
今日の狙いは 真鯛とメバル 潮周りがイマイチですので
朝の一発目に釣れなければ 厳しい釣りになりそうです
まずは先日大物をばらしたポイントに
そして オバルプラスで巻き上げていると ヒット!!
35cmほどの小さい真鯛です
その後も小さい手のひら真鯛が釣れますが 大物は釣れません
あきらめて根魚を狙いますが 全く食いません
まだ水温が高すぎるのです
今度は メバルの群れを探します
もうそろそろ 根魚の産卵が始まります
稚魚が生まれると それにメバルが群がります
根魚を釣ると 卵がいっぱいで腹はパンパン
アイナメも産卵 カサゴも産卵 根魚系は これからが産卵の時期です
これが終わると ハタハタの産卵 そしてヤリイカの産卵
メバルを狙う時は 産卵場所を知っている事が大事
船で反応を探していると ベイトを発見
オバルプラスで攻めると 当たりが
真鯛の場合 結構小刻みに引きますが
メバルは引きません 重いだけ
これで大体の魚の種類は判別できます
上がってきたのは良型のメバル
漁師が一番好む 大きさのメバルは25cm前後ですよ
あまり大きいメバルは 値段が安いのです
メバルは煮つけが 一般的ですので
30cmのメバルは一人分としては大きすぎるのです
そのため 市場に卸しても 値段が良いのは22cmから28cmまで
これ以上でも これ以下でも値段は下がります
鯵ケ沢の場合 金メバルも 黒メバルも釣れる 変わった魚場で
深浦沖で釣れるのは ほとんど金メバル
黒メバルは少ないですよ
鯵ケ沢沖の場合 混在しています とても珍しい海です
値段的にはどちらも変わりません
メバルはメバル
一般的に メバル釣りと言うと 西海岸は 沖メバル (ツキ)をさします
私のように磯メバルを専門に狙う漁師はほとんどいませんね
どうしても 船が大きいと ベイトの上にピッタリ止めるには小回りが出来ないのと
船が大きすぎて 浅場では魚が逃げてしまいます
このため 誰もやらないのが現状です
ただ沖メバルをねらうには 水深70cm以上100mラインまで行かなくてはいけません
鯵ケ沢の沖合いは遠浅でかなりの距離走らないとイケナイノデス
沖メバルの魚影は少なく 小さい そのためほとんど狙う人は居ません
自分の船の大きさと魚場の近さ 魚価格が高いのと安定している
数が取れる
これらを総合すると
同じポイントに居る カサゴ アイナメ マゾイ 真鯛 ヤリイカ
これらを狙うのが正解で 漁港からポイントまで10分もあれば行ける
経費も掛からず 波が出てきたらすぐに帰れる
これが この釣りに徹する理由なのです
久しぶりに初物メバルで楽しんで 11時すぎレンタルボートも帰ってくるので
終了しました
午後二時過ぎ レンタルボートが帰って着ましたよ
チーム山田さん達
浅場の岩礁で勝負
ヒラメと カサゴ 金メバルを釣って着ました
そして チーム福井
魚探で水深を見ながら深い岩礁地帯を攻めて
大物がいっぱい キジハタ カサゴ クロソイ マゾイ 真鯛
凄いポイントだそうです
潮の流れが極端で 権現崎に似ているそうです
早くなったり 急に止まったり
半島周りの釣り場はやはり似ていますね