Test Fishing

2014 10/16 鯵ケ沢沖 漁船釣り ヤマセ強い 水温18度

水温も下がって来たようですので もうそろそろ 根魚の季節
まずは 秋メバル 冬メバルに比べて ポイントが小さい 反応が鈍い
こいつらを攻略しないと 漁師の意地が許しません
釣れれば大きいサイズが多いのも特徴

風向きも陸からの風ですので 何とかなるでしょう
朝 5時過ぎ漁港に向かいます
寒くなりました 厚めのインナーを着ましたよ

海は 漁港の中も ケアラシ 水面が見えません

気をつけながら 出航します



今日は 朝からメバル狙い 真鯛やアオリイカは狙いません
とにかく 市場に魚を上げないと 市場に魚がありません 

魚探を駆使して 反応を探して バックトラックに打ち込みます
そして オバルプラス投入
この繰り返し 
これが基本動作です これをやらないと メバルは釣れません

何故か 。。。
間違って 数匹釣るのなら こんなことをしなくても 何とか釣れます
それは 遊びの釣り
プロの釣りは 広い海を 針の穴に糸を通すような釣りをします
面の釣りでもなく
線の釣りでも無く

点の釣り 
とても小さな点に船を止めるのです 10m四方なら まだ良いほう
秋のメバル釣りは 5m四方が勝負です

そのため バックトラックが必要なのです
1m単位で戻る事が出来る 便利なアイテムです これが無ければ
メバル釣りはもう出来ませんね


まずは 反応に仕掛けを投入 すぐに当たりが  
イナダです よく見ると 下に メバルが着いています
結構良い型ですよ

船を戻して また攻めますが 釣れません
反応の中に 仕掛けを入れているのですが 
活性の良いときなら 海底に着く前に 針数だけ付くのですが
今日は 潮周りが良くない

朝マズメだから食って来ているだけ

何回か 攻めますが 反応がありませんので 移動

魚探を見ながら 探します

少し浅い場所に居ました!

バックトラックに打ち込んで 仕掛け投入

海底に着く前に 釣れています

何匹もかかっているらしく かなりの重量感

取り込むと 鈴なり 面白いですね
ここで久しぶりの 入れ掛かり しかし ある程度釣ると 食わなくなります


また移動 しかし 潮どまり 下げ潮まわり 

かなり移動を繰り返しますが 全く食いません

市場に上げるにはまだ足りません
最低でも 同じサイズ3.5kg 25cm〜28cmが15匹くらいです

何故3.5kgなのか
市場で 3kg単位ですが 3.5kg持っていかないと 
3kgにならないのです
内臓の分を引いているような話 よくわかりませんが

そんなことで 
しつこく 探り 小さい 反応に仕掛け投入
すぐに竿が突っ込み 大きいメバルにアイナメ イナダ 真鯛

4種類も一つの仕掛けで釣れました これがオバルプラスの威力です

そのあと 違う竿を見ると 引いている 

あわせると ただ重い魚 
そうです

カサゴです 30cmほど 嬉しいですね



やっと カサゴの季節になりましたよ


この場所で何とか ノルマ達成
11時過ぎ 終了



市場に 持ち込むと 丁度3kgでした 今の時期に 数を取るのは難しいですが
水温が下がりだせば 一気に根魚が食いだしますので
もう少し辛抱

漁師は 引きが面白いとか あの魚が食べたいとか ワガママは許されません

とにかく お金になる魚を数多く釣ること そして 漁協指定の サイズ 数量を揃える事
値段の良い魚を 狙って釣ること

これがプロです
水面に上がってきた魚がお金に見えるようにならないと イケナイノデス



これからは メバルと根魚釣りになります 
頑張らねば!!