2014 10/2 鯵ケ沢沖 漁船釣り 南東の風 水温21度
朝も寒くなりました 放射冷却もあり 朝の気温は6度 薄着では 寒いです
5時漁港に行くと ケアラシ 海面から水蒸気が冷えて 霧のようになっています
水温が高く 外気温が低いと 水蒸気が冷やされて
霧のようになる状態です
これが出るようになれば 水温が下がりだします
秋の荒食いの始まりです
これからの季節は ボートファンは 12月のギリギリまで沖に出るタイミングをねらいます
西風が強くなる季節で 休みだから出航できる日は滅多に有りません
出れば釣れる季節でもあります
私たち漁師はこれからが稼ぎ時 沖には網が入りだし
釣りの漁師も 色々狙いだします
真鯛が得意な漁師 引きつりが得意な漁師
私は根魚漁師ですので
カサゴ メバル マゾイ アイナメ などがメイン
この中で一番数が取れて
値段が良いのは やはり メバルとカサゴ
メバルが数の上では一番ですね
根魚が産卵に入りだす この季節から春まで
メバルは 卵から孵化した稚魚などを捕食します
岩礁地帯に潜んでいた メバルは 一斉に 群れを作り
この稚魚を追い掛け回します
こうなれば 一気に針数だけメバルが掛かります
10本針の竿を4本出すこともあるので
一度に全部の竿にメバルが掛かると
40匹釣れることも有るのです
こんな事はほとんどありませんが これに近い事もありますね
コンスタントに 長い時間釣れるのではなく
群れを見つけて狙い打ち 群れが見つからなければ
全く釣れない
群れに船を戻す事が出来なければ
数は取れません
船を戻す事が出来なくて 皆さん 大変なのです
漁師で 浅場のメバルを専門に狙う漁師は全く居ません
沖のうすメバルは居るのですが
浅場のメバルは難しいとの話
網で取ったほうが早い。。。しかし
刺し網を入れれるのは 4月1からなので これから3月いっぱいは
釣りのメバルと 底立て網に入ったメバルしかないのですが
メバルは 砂地には居ないので そんなに入りません
そのため 冬場のメバルは値段が高いのです
カサゴは 誰も取れないので 私が独占状態
水温が 20度以下になれば 冬でも釣れるので
これからがチャンスなのです
今日は根魚の調査とハナダイの調査です
真鯛の小さい物ですが 数が取れるので 面白い
大物真鯛は鯵ケ沢沖はまだ早いので こちらをねらいます
釣り方は メバル釣りと同じで 魚探で反応を探し
オバルプラスを下ろすだけ
食いが良いときは次々食いますね
メバルと同じ釣り方なので メバルも釣れてきます
青物が居ると青物も食いつきます
この釣り方の良いところは
一番下にオバルジグ その上に オバルプラスの仕掛けがあり
オバルジグには 大きい真鯛や 根魚など掛かります
オバルプラスには 青物 メバル ハナダイなど
一度にすべての魚が狙える究極の仕掛けなのですよ
あっちこっち 反応を探して 走ります
偶然 潮目があり ここに大きい反応はあり 仕掛け投入
すぐに 釣れ始めて 食べる分は確保
メバルも釣れたので
楽しめました
水温が少しずつ下がりだせば 色々釣れてもっと楽しい釣りが出来ますね
11時過ぎ 風も出始めたので終了です
10/5 鯵ケ沢沖漁船つり 南東の風弱い ウネリ強い 水温21度
前日まで 西風が吹いて 風向きは良いのですが
ウネリが残りそうです
朝5時過ぎ 漁港に行くと漁師の皆さん 海を見ています
ウネリが強いな〜〜
もう少し様子見るか
そんなことで 船小屋で 座談会
6時 もうそろそろ 沖にでるか〜〜
準備をして 出航 沖に出ると結構大きいウネリですが
このくらいなら大丈夫
反応を探して走ります
反応を見つけると 仕掛けを下ろして 何が掛かるか試しますが
本気の反応ではありません
そのうち 反応は大きくありませんが
係りの良い場所を見つけ 次々魚がヒット 大きいので30ｃｍ位
手のひらサイズ
メバルも釣れ イナダも釣れ
そのうち オバルジグにヒット！
一息に引き込まれます
浅場の真鯛は引きますよ
やり取りをして これは大きいな 75ｃｍ以上は有りそうな感じ
やり取りをしていると 急に ファッ。。！
外れました。。残念 縁が無かったのです
漁師は 逃がしたりすると 縁が無かったと思うようにします
船に取り込んだら縁が有り 逆は縁が無い
こうしないと 気持ちが 何時までも引きずるのです
すぐに切り替えるための 合言葉
何回か ポイントを攻めますが 掛かりません
大物は こんなものです
小さい真鯛の中に 保護者が居た そんな状態
ある程度釣りましたので11時過ぎ 終了
普段から 12時までに市場に持ち込む習慣があるので
自然とこの時間になると
他の漁師も帰ってきます
ポイントも分ったし 秋の釣りは面白そうですね
