Test Fishing

2015 9/1 鯵ヶ沢沖 漁船釣り 凪 水温24.2度

今日はこれからの 秋の釣りの調査です 現在まだ水温が高く
とにかく魚が餌を取らない しかし 魚も餌を取らないと死んでしまいます
ならば どこで いつ 餌を取るのか

魚も人間と同じで 北国の人は寒さに強く 南国の人は 暑さに強い
魚も同じで 根魚は回遊しない分 四季を通して 水温の高い時と低い時に順応しているはず

鯵ヶ沢沖のカサゴは 鯵ヶ沢沖の冬場の最低水温でも 条件が揃えば釣れてきます
本来 南方の魚なはず
しかし 長い年月を掛けて 低水温順応する固体が出てきたのではないのか
つれて来るカサゴは 南方のカサゴと違い 色が茶色い 南方のカサゴは 全体的に赤っぽい

カサゴは 順応しましたが キジハタは最高水温の時しか釣れません
釣れてくる個体も小さく 30cm越える事は有りません
この手の魚は死滅回遊魚です
水温が高くなると暖流の乗って北に泳いでくるのです
そのため 最低水温が低い場所では 越冬できなく死んでしまいます

西海岸でも 艫作周辺では 大きいキジハタが釣れます
暖流が近いのと 一気に深くなる地形が ギリギリ越冬できているのかと思います
鯵ヶ沢沖でも 最低水温が現在より高くなれば 越冬できる固体も増えるのでは

朝4時半 出航です
海はベタ凪



ポイントに直行 今日は 秋メバルの調査
先日 大きいメバルが釣れたので ポイント調査

オバルプラスを下ろすとすぐにヒット!!
真鯛かな?
しかし上げると 暴れない
メバルです 大きいサイズ これは面白い
次々釣れます

しかし 日が昇り始めると サイズが小さくなり
完全に日が昇ってしまうと
小さいのも釣れなくなり たまに掛かるだけ

その代わり 手のひら真鯛は狂ったように釣れてきます
メバルを釣るためには 真鯛も釣らなければいけません

リリースの連続

大き目のだけキープ
外道で イナダ カマスも釣れます


10時終了




市場に卸すにはサイズが小さいので 自家消費にします



自家消費にするには多すぎますね
これは 帰ってから 大変ですね

すべて活きジメしているので
状態は良いはず


帰ってから 夕方調理開始

メバルの大きいのは煮付けように
小さいのは 刺身
真鯛は 刺身と空揚げ
カマスは 空揚げにして 甘いチリソースで絡めて 佃煮風味に

イナダは刺身

全部調理が終わるのに2時間も掛かりました

刺身の量はすさまじいですよ

昨日は 刺身の盛り合わせと 切り身の空揚げと佃煮

今日は メバルの煮付けと カルパッチョですね
これだけの量でも 2日で食べてしまいます

小さい魚も手間を掛ければ 最高の料理になります
コダイの切り身の空揚げは美味いですよ

鱗を取り 腹骨を取り これを ナイロン袋に
片栗粉を入れて 半身を入れて
膨らまして 中でシャッフル 
綺麗に汚れないで 粉が付きます

これを 上げるだけ 
キツネ色になったら上げます

これに塩コショウを振り掛けるだけ

私は これをさらに チリソースの素(100円で売っている ビンのやつ)
甘めのドロッとしているやつ

フライパンに空揚げを入れて チリソースも入れて 絡めます

玉ねぎのスライスや 長ネギを入れても美味しいですよ
野菜はあまり火を通さないで
最後に少し炒める位で よいです

この料理は メバルでも アジでも 何でも 出来ます
骨も無いので 子供たちでも喜んで食べます

チリソースの代わりに 
あんかけも美味しいすね 作り方は クックパッドで調べてください