Test Fishing

2016 5/23 鯵ヶ沢沖オバル講習 南東の風のち西風強い 水温16度 C
大潮 満潮5:02 干潮 9:17

今日はオバル講習です 先日初体験 大漁した 五所川原の今さんと二人で出ます
朝3時半集合 暗いうちに出航 朝のメバルを狙います


今日は10時頃から強風が吹く予定
沖に出ると ウネリが出ています これは 沖合いの風が強い証拠
風が変われば一気に吹いていきます



ポイントに付いて反応を探すと 大きい反応があり 仕掛け投入
今さんに当たりがあり メバルが数匹 ヒット

しかし 食いが悪く 追い食いしません
私にはかすりもしません

何回かやりますが 全く食わず すぐに オバルジグのカサゴ釣りに変更
しかし 今日オカシイ 魚の食いが悪い

何とか カサゴを掛けて 今さんに自慢します



その後 今さんにも カサゴがヒット!
嬉しそうです



ほとんど釣れないまま 時間が過ぎて
潮が変わる9時過ぎ 食いが立ち始め 次々 カサゴ マゾイが私にヒット!

しかし 今さんには釣れません
本人不思議そうにしています

同じオバルを使い イカの足で釣っている訳ですから
違いは無いはず。。。

実は私は25gオバルを使って居ましたよ
今さんはペパーミントの30g

そんなに違いは無いように感じるでしょうが
食いが悪い時は軽いオバルが釣れるのです

海底にオバルが落ちていく時間は 5g差でも
海底に付近の沈むスピードが違います

食いが悪いと オバルを見つけてから行動を起こすまで
時間が掛かります

重いオバルだと 行動を起こす前に オバルが海底に着いてしまうのです
軽いオバルだと 海底に到着する時間が長い
この差が 釣果に現れたのです

釣り師としては 重いオバルの方が使いやすいのですが
魚の習性を考えると ユックリヒラヒラ落ちてくる物に反応します

オバルを使いこなすには アクションがとても大事なのです
根魚だから 海底に仕掛けがあれば 食いついてくる
そんな考えはやめてください
食いが良いときなら 向こうから食いついてきますが
食いが渋い時は アクションとオバルの選定がとても大事で
はっきり釣果の差が出ます
結局 これが腕の差として現れます
オバルはあくまで道具であり これを使いこなす腕が必要なのです

プロの大工さんと同じ道具を使っても 同じ物が出来ないのと同じ
道具に頼るのではなく
道具を自分の手足のように使いこなす

これがとても大事なのです

たまに オバルを使ったが ヒラメが釣れなかった マダイが釣れなかった
連絡があります

ベテランの釣り師の人なら解ると思いますが
オバルを使えば 誰でも真鯛 ヒラメが釣れる と勘違いしている人が居ます
初心者に多いのですが

オバルは魚を釣れ易くするための道具であり
魔法の仕掛けでは有りません

まずは どこに魚が居るのか
どの潮周りで食ってくるのか
水温は適温か 水深は適切か
海の色を見て どのオバルの色が適切か
アクションは 巻上げなのか シャクリなのか

これが前準備です
これが解っている人が オバルを使えば 釣れる確立が上がるだけ

釣れない人達は ここに問題があると思いますね

しかし 前準備を 船頭に任せてしまえば
自分がやることは オバルの選定と アクションだけです

しかし 現実には オバルジグで 遊漁船で釣る事は出来ません
なぜか ほとんどの 遊漁船は 真鯛釣りを前提にしています
そのため 人数で乗るため 仕掛けの重さを揃える必要があります

真鯛の船で自分だけ 根魚がやりたいと言っても無理
もし やりたいのなら 遊漁船を貸切にする必要があります
貸切にすると 最低でも3万円以上は掛かります

根魚を専門に釣りたいのなら
遊漁船の貸切
自分の船で出航する
仲間の船に乗せてもらい 根魚を釣る
これしか方法は有りません


10時過ぎ 水平に白波が見え始め 危険なのですぐに寄港



防波堤に着く頃には 西風が強くなり 間一髪で間に合いました
とにかく ウネリがあるときは沖で風が吹いている証拠
風向きが変わったら逃げるこれが基本です


今の季節は 10時を目安に風が吹きますので 朝早く出て
10時には終了するか 浅場で釣り事をおすすめします


釣果は少なかったですが
良いカサゴが釣れたので 良しとしましょう



今さんも釣果は少なかったですが 
楽しそうでした
また来ると約束して帰って行きました