Test Fishing

 2016 7/13 鯵ヶ沢沖 漁船釣り 南東の風 凪ぎ 水温20.7度 C
長潮 満潮9:32 干潮17:37

今日は調査の釣りです 水温も上がり 浅場にメバルが散り始める季節
メバル釣りは 群れを狙い撃ちするのが漁師の釣りですが
水温が上がると 群れが広がり 狙い撃ちでは数が取れなくなります
今の時期のメバルは脂が乗り 刺身でも 煮つけでも 最高の美味しさになります
こんな浅場に! ビックリするような30cmメバルが釣れてきます
メバルのほかには 手のひらの真鯛が鈴なりになったり
オバルプラスに色々な魚が釣れてきます
この釣りの良いところは 餌をつけなくてもOK
大きなシャクリも必要なし
そのため 釣り初心者の人でも 大漁する事が出きます
用意する物も少なくて済み ポイントも 民家が見えるようなすポイントですので
とても安心感があります
シロギス釣りもポイントを変えれば デカシロギスも釣れるので
岩礁の釣りと砂場の釣りが楽しめ
女性でも 子供でも 楽しめると思います
防波堤でサビキ釣りをしたことのある人なら 大丈夫
防波堤が船に変わっただけです

朝4時出航



メバルの反応を探します
浅場を走っていると
大きい反応があり 仕掛け投入

すぐさま 入れ掛かり 小さい赤メバルの中に大きい金メバルが混じります

何回か攻めると 食いこまなくなり ポイント移動

反応を見つけて 仕掛けを投入すると メバルと違う小刻みな引き
上げると 手のひら真鯛が 鈴なり

ポイントを変えると 赤メバルの鈴なりの中に 大きい黒メバルが混じります

この後悲劇が 巻き上げて船べりで大きい黒メバルがポッチャンと落ち
魚は浮いています
手で届く距離でしたので 
何を考えたのか 魚を手づかみ その瞬間 激痛が!

中指に棘が深く刺さり 魚は逃げてきました
その後大変!
血は止まらず 激痛で指は倍もあるそうなくらい膨れ上がり

今まで経験した事の無いような 痛みです
傷口にばい菌が入るといけないので すぐに何回も吸出し
テッシュで止血何と血は止まりましたが
とにかく痛い
手は握力が入らず 竿を握る事も出来ず魚もつかめません
何とか痛みを我慢して釣りますが
このままだと アナフィラキーショックもありえるので
6時過ぎ帰る事に



防波堤に着いて 僚船のオバちゃんが
「ずんぶ はやぐ 帰ってきたな!」
「メバルの棘刺さってイダクデ帰ってきた」

「いだな 無理すればアブネンでな」
そんな会話でした

いつものリズムで釣りをしていれば こんなことは起こさなかった
どこかで 欲が出たんですね
大きいメバルが目の前で浮いている
普通なら 網で掬うか 運が無かったと あきらめるんですが
手に届く範囲に浮いている
それも大きい黒メバル
網を取りに行く時間が無い

瞬時の判断が 手づかみを判断させたんです
結果的に いつものように 逃がしていれば 大漁できたんです
食いが良かったですから

一匹のために 何十匹も損をした
人間 小さい事に意識し過ぎて 大きい目線で見ることを忘れてしまう

結果的に 損をしてしまうんです

解っていても 起こるんですから
まだまだ修行が足りません




週末 オバル講習 空いていますので 浅場のメバル釣り 楽しみませんか
鯵ケ沢沖のメバルは カサゴ並の高級魚です







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