オバルジグ
初心者入門講座
オバルジグ初心者講座にようこそ!

オバルジグとは。。。なんだ。。ここから始めましょう
タマゴの形に似た鉛で出来ている ルアーのスプーンのような仕掛けです
今回の講座は ボートフィッシングのための釣りを話しますね

オバルジグの仲間には 何種類かあります
これは ターゲットにあわせて使い分けをするようにしています
オードソックスな 20gタイプ 
4年前から発売していますので かなりの人たちは知っているでしょう
このオバルは 防波堤とボート釣りどちらでも使用できるタイプ
現在までかなりの個数販売いたしました
実績は 釣果報告をご覧いただければ納得できるはずです

新しく仲間入りした 30gタイプ オバルジグ


これは ボート専用の商品

針が上下に2本付いています

何故に2本も必要なんでしょうか
1本でも良いのでは?。。。

私も1本で良いと思いますが
どうしても 深い場所を狙うので 1本だと 餌を取られてしまうと
手返しが悪い

これだけではないのです
一つ頭に入れて欲しいのは
大きい魚は大きい餌が好きなのです
勘違いしないで欲しいのは 太さではなく 長さが重要になります

これは私が今まで経験した結果から導き出した理論です

ヒラメ釣りをしていると 大きい餌には 大きいヒラメが釣れます

細くしても長さがあれば 反応します

あくまで 私の理論ですので。。。

イソメでヒラメが釣れるのか 間違いで釣れることはあっても 大きいヒラメは
肉食ですので イソメ単体では 釣れないでしょうね

砂浜で シロギスをイソメで釣っていて シロギスにヒラメが掛かる事ははあっても
イソメでヒラメが釣れることは稀です

このことから分かるように ヒラメは小魚に反応します 
生きている事が基本です

そして ヒラメは水平移動する餌に反応します

ロッドを持って イメージしてください

オバルジグにイソメを 下の針に 切らない状態で 2匹 上の針に1匹

イソメも伸びると20cm以上になります

餌をつけたオバルは水の中で 動かすと
30cm近い小魚に見えるはずです 
そして オバルの色は蛍光ピンク それに金色のキラキラシール 
銀色のブレード 大型の夜光玉 

ピンクは血が流れているような色です
ヒラメにすれば 生きている魚に見えるのでしょう
そして キラキラシールとブレード
これも 魚に見える要因
目玉もつけているので 

これらがすべて揃うと 一塊の弱った小魚に見えるのかもしれません

ヒラメ以外にも色々釣れます
真鯛も鰯などの小魚が好きです


オバルジグは 動きで魚を おびき寄せて 餌で食いつかせる
こんな仕掛けなのです



このことから分かるように

オバルジグは ルアーではありません
あくまでも 餌を小魚のように見せる 補助道具と考えていただきたいのです




イソメでの釣りを先に書いたのは
やはり初心者には 何の魚でも良いですから 釣って慣れてもらいたいのです

何回か使っていると 分かりだします
実際 始めての人に教えると その日のうちに 大物真鯛を何匹も釣り上げる人も
かなり居ます



首をかしげて 
「何故に釣れるんですか?」
教えた通りに使ったからです 理論は後回しでいいですから
現実だけを考えてください 
これだけ話します

ヒラメや真鯛のことを基本に書きましたが

実際に釣れた魚の種類は 書ききれないほどです
これは
ミニボートで 岸から そんなに離れていない場所の話です



経験のある人なら分かるはずです

水深40mくらいまでが限界です

そんな場所で これだけの釣果を叩きだせる

水温が高い時期は イソメを使いますが
春先などは 真鯛 ヒラメは釣れませんので
ほとんど ソイやメバル アイナメ ホッケ
この魚ならば イカの足で十分に釣れます




オバルジグは イソメであれ イカの足であれ ワームであれ
これらを 小魚や 生き物に見せるための 補助仕掛けなのです



タックルの事を話しましょう

8フィートライトアクションロッドが使いやすいです

ラインは PEならば 1号前後
フロロならば 2号以内
深くても 海底が取れるようであれば

別にこのラインにこだわる必要はありません

流れが速くて 30gで海底が取れない 
これを 防ぐために 細いラインを使っているだけですから。。。






一番大事なのは
あなたが 何の魚を釣りたいのか明確にすること
どこに魚が居るか判断する事



潮周りは 上げ潮で 食いが立つのか 下げ潮で食いが立つのか

魚探で水深 海底の状態が判断できるのか

これらの判断が出来ると 釣れる魚を選ぶ事も出来ます

私たちのメインの釣り場は青森県の白神山地  日本海側になります
やはり北国ですので ボートでの釣りの時期は 4月から10月の6ヶ月
波の高い日も多いので 毎週釣りに行ける訳ではありません
それでも 行く度に それなりに 釣果に恵まれています

春先の水温は10度前後 流石に この時期の狙い物は
マゾイ アイナメ ホッケ メバル 
4月の後半になると水深50mくらいから 真鯛が釣れ始めますが
流石にミニボートでは危険が大きいので 
行くことは出来ません

狙う魚は ロックフィッシュ系の魚になります
これらの魚は 海底に居て 水面からゆっくり ヒラヒラと落ちてくる
餌に反応します

オバルジグは これを意識した構造になっています
シャクルと 普通の錘と違い ヒラヒラと 不規則な動きをしてユックリ 沈みます
この動きが ロックフィッシュの食い気を誘うのです

上の写真にもあるように 半日で 100匹近い魚を 釣り上げる事もあります
すべて イカの足の釣果です
イカの足を使うと 1本で何匹も釣る事が出来て 手返しが早い
餌代も掛かりません
私は 冷凍して何回も茶色になるまで使いますが釣果はそれほど変わりませんね

始めて指導した 人でもすぐに慣れて大漁
オバル初心者の釣果です



この人は ゴムボートを持っている人で
ベテランの釣り師です


しかし 思うような釣果に恵まれず 
私と同伴することになり
オバルフィッシングを指導 
一投目から入れ掛かり



狂ったように釣り続け 気が付けばこれだけの釣果

このあとの釣りは すべてオバルフィッシングのみになりました


しかしオバルジグを海に降ろしらからと言っても
すぐに釣れるわけではありません

やはり 魚が居なければ 釣れません

ロックフィッシュは 岩礁地帯を 魚探で見つけて
しゃくっていれば 何かは釣れます

しかし 真鯛などは回遊魚ですので 魚探で魚影を探す事から始めないといけません
そのあと どこの棚に魚が居るのかの見極めが大事です

そして その時期に 上げ潮で食いが立つのか 下げ潮で 食いが立つのか

これが大事です

今年の パターンは 水温が16度を境に 変わりました

春先から7月までは 下げ潮までが良く釣れて
このあと 水温が上がると 上げ潮までが 良くつれました

これが分からないで 釣っていると 首をかしげる釣りになります


ヒラメに関して面白い事がありました

春先にもヒラメは釣れたのですが 水深は25m前後です
浅瀬ではあまり釣れていません

秋になってからは 水深10m以内です

これから分かるように 水温で居場所が変わります

どこの場所でも 釣れる事は無いのです



オバルジグを使うにあたり
これらの事を把握して使ってもらえれば
楽しめるはずです

大漁してくださいね