Test Fishing

2013 6/7 鯵ケ沢沖 漁船釣り ヤマセ弱い 水温16.7度

2日連続の出航です 流石に眠いですね 早い時間に寝れれば良いのですが
私の場合 仕掛けも売っているので 午後は仕掛け作り 夜はネットの事務処理
結局 夜12時近くにならないと寝れません
それで3時に起きるのですから 厳しいですよ
沖から帰ってきてから 1時間でも寝れればかなり楽なんですが
最近 オバルが売れていて 在庫が無い状態 夕方は発送もありますし
次ぎの日の船の準備もあります 何時寝ているのか分からない状態が
最近続いています

本日は カサゴの大量釣りを目的にしています
何故か。。。 今の時期魚の値段が異常に安い 先日釣ったヒラメ13kg セリで ついた値段
キロ500円ですよ アレだけ大きくなれば 大きいホテルなどで買わないと 
使い切れません 私の場合釣りのヒラメなので 一番高い値段がつきますが
網のヒラメはもっと安くなります
単純計算で6500円 それから 氷代 箱代 手数料が引かれると
手に入るのは5000円くらいでしょうか

ヒラメは比較的高い値段がつきますが 真鯛になると もっと安い
時期的に魚の需要が少なく みんなが取れる魚は 安くなります

そんなことで カサゴなのですよ
この魚は 漁協にほとんど上がりません 何故か・・・
カサゴの居る場所が非常に根が粗い 穴に入って居て 行動範囲が狭い
そのため網に掛かりにくい リスクが高すぎるのです

カサゴの住み着いている場所が 網を刺しても 引っかかる
そのため漁師が嫌がり何十年も 誰も網を入れていない場所なのです
誰も取っていないのであれば 魚は大きくなります
それならば釣りの人たちが釣るのではないのか
実は 普通の仕掛けでイソメで釣る人がほとんど
ジグなどで狙えば釣れるのでしょうが
とにかく根掛かりが多い

イソメでアイナメなどを狙う人も カサゴが釣れないので 居る事も知らなければ
釣り方も知らない

ジグで狙うのも 根掛かりが多いければ高い仕掛けですので
もったいなくて使えません

これらの要因が カサゴを増やして大きくなったのでしょうね
オバルにイカの足だから釣りやすい魚 

誰も取れない魚ですので 値段も高い
こういう事なのです

朝4時出航 
朝日が綺麗ですね



メバルのポイントから探しますが イマイチ メバルはベタ凪のときは数が取れますが
風が強い時は釣りにくいですね

朝の時点で 風が強い時は広範囲で探れますので カサゴ アイナメ マゾイを狙います
ベタ凪のときは 船が流れないので メバルを狙います

潮が干満が大きい時は ひらめ動きますのでこれも頭に入れておきます

朝沖に出たときに 何を狙うか決めるのです
取れない 取りにくい魚は狙わない
まして 釣れるかどうか分からない大物は狙いません

まずは 確実に ガソリン代を釣ること 生活費を釣ること
これがキープできた時点で 真鯛なり平目なり 狙いますね
ギャンブルはしないこれが 釣り漁師の基本です
大物ばかり狙って 遠くに行けば釣れると走って行く人は 漁師には向きません
とにかく近い場所で 確実に釣る事 これが大事です


まずは 先日のカサゴが釣れた深さを狙います
カサゴ釣りは水深が大事になります 
狙いをつけた水深を長い時間船を流す事が出来るルートを決めます
どこから船を流せばルートに乗るかを考えるのです
そして風と潮の流れをみて シーアンカーを入れます

釣り始め すぐにカサゴの入れ掛かりが始まりました
大きいサイズが釣れます
30cmオーバーも混じって 面白いです
引きは有りませんから 釣り味は無いですが
難しさがあるので 楽しい 一匹大きいのが釣れれば お金に見えるので
取り込みも大事にしますよ
水面まできて 掛かり具合でアミイレもします 落としたら もったいないですからね

カサゴも結構溜まって たまにマゾイ アイナメも釣れて

メールが。。。
カワシマさんから デジタル魚拓 90cmと105cmの平目のが出きたので
持って来てるれるとのことでした
11時に漁港で待ち合わせ

11時前に終了 カサゴは5kgほどありました
市場に持ち込みですね
市場に行くと 漁協の職員もおどろいています
これだけの数とサイズを生きた状態で 持ってきた人は居ないそうです



そのあと川嶋さんから 魚拓をいただきました
お礼に カサゴ以外の魚を活き締めしてお土産

家に帰ってから 魚拓を開くと 凄いですよ
感動すると言うより
怖いくらい 迫力満点
ショップに貼りましたよ





鯵ケ沢沖 モンスターヒラメクラブ作らなければいけませんね
真鯛も面白いですが
一度105cmのヒラメのやりとりを経験してしまうと
他の魚は小さく見えて 感動がなくなります

今まではヒラメを活餌などで狙うやり方が主流でしたが
餌の確保が面倒なのと 
釣り自体が待ちの釣りですので 面白さが薄い

しかし オバルとイカの足で狙う ヒラメ釣りは
攻めの釣りですし 釣り方が真鯛とかの釣り方と同じなので
違う魚も釣れてくるので
飽きませんね

先日から アオリイカの赤ちゃんを魚が口から吐き出します
オバルジグにイカの足を付けると
よく見ると アオリイカの赤ちゃんと同じ形に見えますね
これが 中層を泳いでいると ひらめが間違って食いつくのが分かる気がします

現在の 真鯛釣りは主にカタクチイワシのベイトについているのを狙います

鯵ケ沢沖のモンスターヒラメはアオリイカの子供を捕食する習性で釣ります
基本的に浅瀬の釣りになります そして根本的に違うのは
今の時期 ヒラメは浅場のキツイ根に産卵のためのっこんで来ます
アオリイカは岩礁に着くイカですので砂地では釣れません

これが大事です

先日から 遊漁船を始めるか考えています
家の前に置いている船を改造して 始めようか悩んでいます
やはり 遊漁船を始めるにも 真鯛釣りが全盛の今の時代
 鯵ケ沢で始めるには釣り物の魅力が薄い 
これを考えて時に モンスターヒラメをメインにした遊漁船ならば 商売になるかな
誰もやっていないし ほとんどの釣り人は経験した事の無い釣りですから
面白いかもしれません

流石にミニボートでは取り込みが難しいかもしれません
船が大きくないと色々とトラブルが出ます

今朝 レンタルのお客さんがあり 鯵ヶ沢沖に出航
ショップに貼ってあるモンスターをみて 絶句!
デカイ!

これが釣れたらミニボートで取り込みするにはどうしたらいいのでしょうか?
船には上げないほうが良いですよ
網には入りませんし
何か頭に突き刺すモリなどあればいいのですが。。。
殺してから 船に上げるか ロープに結んで 引いてくるしか方法はありませんね。。。

20分ほどポイントを教えて 釣り方を教えて レンタルして釣り場に向かいました

何が釣れたか楽しみです