Test Fishing

2014 11/6 鯵ケ沢沖 魚船釣り 南風弱い 水温16.7度

先日の大嵐から やっと海が凪ぎました



海もかき混ぜたので かなり期待が持てそうです
潮周りは大潮 夜明けから下げ潮 勝負は夜明け1時間
気合を入れて 6時出航です



先日から 朝の一発目に大物がヒットします
ポイントに行く前まで 風向きを考えて 仕掛けのセットをしている間

オバルジグを流しておきました

すぐにロッドが水面に突き刺さっています

ヒット!

巻き上げると結構重い!

久しぶりのやり取り感

水面に見えたものは 60cmの綺麗な真鯛でした
オバルは パールのイカの足



仕掛けのセットも終わりましたので
しつこく真鯛は狙いません

メバルポイントに走ります

大きな反応があり バックトラックに打ち込み 仕掛け投入

海底に着くなり ずっしりと重い

かなりの重量感 巻き上げると 大きいメバルが 10匹
大きいのは 30cmはありそうです

何回か投入して 数を稼ぎますよ


イケスも魚が増えて嬉しそうです



1時間ほどすると ピタット掛からなくなりました

しつこく狙わないで ポイント探し

小さい反応も逃がさず攻めます

小さい反応でも 入れ掛かりになる事があるのです
ただ 1回か2回で掛からなくなるのも特徴です

潮周りが悪くなると メバルは海底に張り付きます

メバルの釣りのパターンとしては 朝早くが一番食いが良いので

針数だけ掛かります

これが終わると 反応も消えて 小さい反応を探すため走り回ります

仕掛けを投入しても 掛かるのは海底付近の針だけ

そのため よほど食いがよく宙に浮いている反応なら 数多く取れますが
潮が変わると こんな反応はなくなります
しかし 1匹でも多く釣るためには
海底付近のメバルを少しずつ増やす

朝の釣りは 竿を何本もだして 掛けれるだけ掛けます
そのため 真鯛や根魚釣りは出来ません
ポイントの真上にエンジンを掛けて 船を操船しながらの釣りになります

流し釣りになるとメバルの仕掛けとオバルの仕掛けで狙います

そんなことで 今度は根魚も狙います
ただ 水温が16度切っていないので 下げ潮の状態では釣れません

やはり メバル 真鯛は掛かりますが 根魚は掛かりません

干潮が10時頃ですので
これ以降は食いが出るはず


メバルもある程度数を増やして 

10時半 上げ潮になったので 根魚を狙って見ますよ

今日は 上手く釣り過ぎて 自家消費の魚がありません


オバルジグを流し釣りしながら誘っていると 重い当たりが!

カサゴのような引きですね

上げると カサゴです

 

もうそろそろ カサゴの数つりも出来そうです

11時過ぎ 市場の持ち込みがありますので終了



漁港に着くと 仲間の漁師が ポイントを聞いて来るのです

一声。。。そこら辺 
嘘ではないのです 地元の漁師は 漁礁や 根の荒いポイントでしか
メバル釣りはしません
そのため 平らな岩礁地帯でメバルを狙うことはありません

漁礁などで釣ると 仕掛けの消耗が早く 嫌がるため
よほどの事が無い限り メバルは狙いません
沖メバルなら 砂地の釣りですので 仕掛けの消耗が無いので こちらを狙うのです
鯵ケ沢沖は遠浅なので 沖メバルのポイントに行くまでかなりの距離を走らないと
いけません 
天気にも左右されますので

鯵ケ沢の漁師で 沖メバルを狙う人はほとんど居ませんね
自然と 磯メバルになりますが
磯メバルの釣りをはっきり分っている人は少ないのが現状です
そのため いつも釣りををしているポイントには 他の釣り船は見た事がありません
そのため 広いポイントを私が一人占めしている状態なのです

メバル釣りの極意は 夜明けが一番釣れる
岩礁地帯に居る
根の荒い場所は 隠れる場所が多いのと 潮が巻くのでプランクトンが多く
小魚が集まる そのため メバルも居ついている

しかし 平坦な岩礁地帯でも 全く隠れる場所が無いわけではないので
ベイトが居ると 穴から出てきてベイトを追いかけまわします

これからの季節 秋に産卵した魚の稚魚が孵化します
これを追いかけるので
とても釣りやすくなります

メバルのポイントを探すと言うより
産卵場所を探すほうが 釣れるかも知れません


市場に真鯛とメバルを持ち込み 全部で7kg 
メバルは値段が良いので悪くない水揚げですよ




私の場合 近場の釣りが多いので ガソリンの消費が少ない
大体 半日で10リットルくらい

船に乗っている人なら分ると思いますが
この数字ならいかに遠くに釣りに行っていないか分ると思います


日曜日以降は凪の日が多そうです
稼ぎ時ですね