Test Fishing

2014  7/13 チームオバル 櫻庭さん 陸奥湾ボート

青森県陸奥湾で友人のボートでの釣りですよ
オバルジグ ペパーミントで 釣りました
当日は 食いが渋く ほとんど ボーズに近い釣果の中
53cmクロソイ釣り上げました
かなり引いたようで本人大騒ぎ!!

おめでとうございます



最近は陸奥湾の真鯛がオバルで釣れるらしく 予約もかなり来ています
掛かり釣りが多いため 
オバルの25g 真鯛を予約していただいております






2014 7/17 鯵ケ沢沖 漁船釣り ベタ凪 水温23.5度

船のエンジンが壊れて 部品の注文などで 10日も出航していませんでした

どこが壊れたかと言うと

まずはインペラの破損
エンジンを冷やすための 水揚げポンプの 羽根です

経年劣化と 空中でエンジンを回すと 壊れます
大体は 羽根が裂ける事が多いですね

今回は羽根の1枚にひび割れが入り 低速なら何とか水揚げしますが
高速になると 羽根が折れ曲がり 水が上げれなくなり
水温が上がり 警報が鳴りました

前の持ち主は取り替えた形跡が無く
かなりの年数経っていました

部品が来て エンジンを分解するにも 各部署 塩の塊が石のようになり
なかなか大変ですが

何とか スクリュー部分のロアーケースを外しました

しかし このとき 後進 前進の ギアチェンジするための ステンレス棒が上部のエンジン部分から
スクリュー部分まで延びています

しかしこれを繋いでいたボルトが塩で硬くなり まわりません

力ずくで外したら ギアチェンジのための部品の穴が割れました
穴が無ければ ステンレス棒を止める事が出来ません

船外機の エンジン部分の下に着いているのですが
エンジンが邪魔をして 壊れた部品を取り替える事が出来ない

エンペラはすぐに注文していたので 次の日届きましたが
レバーシフトロッドもまた注文です

部品が届かないと エンジンを分解する事が出来ません

何とか部品も届き

一日掛かりの修理になりました

とにかくネジ部分は塩の塊がいたるところにあり
ネジをワイヤーブラシで綺麗に塩を落とし
グリスを塗ります



インペラ部分は簡単に交換 羽根が折れている部分が原因 分り安いように
少し切り取りました 本当は 羽根の付け根に4mmほどの 裂け目が 2箇所ありました
見た目には それほど悪くないように見えますが
高速でまわすと 水を吸い上げれなくなるのです

今回は ヤマハの2サイクル 30馬力のエンジンですが このサイズになると
複雑ですので 素人は手を付けないほうがいいでしょうね

現在2馬力のエンジンが多くなりましたが
中でも 水冷のエンジン ( ヤマハ トーハツ マーキュリー などは水冷) 
ホンダは空冷ですので インペラは有りません

これらを買った人は 定期的に インペラの交換が必要
ヤマハ トーハツは4サイクルですので エンジンオイルも交換しなければなりません

インペラは3年に1度くらい エンジンを掛けて(水中に入れて) プラグの近くのエンジン部分を手で触って
少し熱いくらいなら正常 触れないようなら インペラが水揚げしていないか
エンジンの水冷の循環経路が塩が固まって 水が回らないかも知れません

パイオロットから水が出ているから大丈夫。。。では有りません
水が出ているのは 確認のためだけです
インペラが回っていますよ 合図だけ
エンジン部分の循環しているとは限りません

やはりエンジン部分を触って異常に熱いようならば
エンジンを分解して 水の循環経路の塩を取り除く事が必要です
水が回らないと エンジンが高熱になり オーバーヒート ピストンの固着

こうなると新品を買ったほうが安いくらいお金が掛かります


絶対にスクリューを空中で回さない インペラはゴムですので
すぐに壊れてしまいます

釣りから帰ってきたら バケツの中に真水を入れて 10分ほどまわす事が大事です
塩を溶かす薬剤も ヤマハから出ているハズですので
これを使うと もっと良いですね

塩が石のようになったものには 薬剤も効果は有りません
塩が固まっていない状態で使うことをおすすめします


何とか 部品も送られてきて 朝から修理開始です
今日は暑い!
水分もマメに飲まないといけませんよ

まずはインペラ交換 回転方向が決まっていますので
ゴムをインペラのケースに入れます
ケースよりインペラが大きく出来ており 羽根が折れ曲がるようになっています
前のインペラの曲がりの方向を確認して 回すように インペラを入れます
この時 ケースの内側にグリスを少し塗ります

インペラ交換は無事終了 
インペラ交換と ギアオイルは難しくないので 自分で交換可能です

この後 シフトレバーのポール交換とシフトレバーロッドの交換

エンジンのカバーを外し 邪魔になる場所を外しています
外した物を順序どうり並べておかないと 組立ての時分らなくなり
最後に部品が余った! そんなことになります
部品が余る事は絶対にいけません
陸の車などは 何とかなりますが 船の場合 命取りになります

何とか交換成功 

組み立てて 船を斜路から浮かべます ロープを長くして流されないようにしないといけません 
エンジンがちゃんと動くかギアがしっかり作動するか
ヘンな音がしないか
ガソリン漏れが無いか 

これをチェックして初期はOK 今度は沖に出てます
始めから高回転はいけません 少しなじむまで ユックリ走ります

防波堤を出てからは 少しずつ 速度を上げて 警報が鳴らないか確かめますよ

ある程度は知ったら エンジンのカバーを外し エンジンを掛けたままで

プラグ付近のエンジンを手で触ります
このとき 発電もしているので 場所によっては 感電します
気をつけてください

水温もOKです

この後 高速で走り 異常なし これで沖に出れますね


そして 本日 出航!!
朝4時出発



まずは 昨年の真鯛ポイントに走り 探ります
しかし
当たりが有りません
そのうち ベイトの群れを発見
オバルプラスで何の魚か試します

オバルに カサゴが
 オバルプラスにメバルが来ましたが
メバルが小さい

何匹か取りましたが 小さいので 先日からの大型真鯛ポイントに移動
しかしここは全く反応なし

とにかく水温が一気に上がりました 前回の時は19度ほど今回は23.5度 10日で5度近くも
上がったのですよ これは上がりすぎです


潮周りも 満潮になり 塩潮どまり
この後からは ピクリともしません

下げの3分まで頑張りましたが 船の上は暑すぎる 
このままだと死んでしまいます



10時終了です
食べる分は何とか釣りましたが

市場には持ち込みは出来ませんね




午後からは 暑すぎるので 赤石川に鮎釣りに行くことに



1時半到着 囮が無いので手作り鮎ルアーで釣りますよ
15分何とか掛かりました
この後は 10分に1匹平均で 4時までやりました
釣果は 18cmを筆頭に14匹 



今日の夕飯のおかずは 鮎の塩焼きと 刺身で決まりです


鯵ケ沢沖は水温が上がりすぎているので
沖からの低い水温が入る 上げ潮周りで釣らないと 厳しいかも知れませんね