Test Fishing

2015 10/27 鯵ヶ沢沖漁船釣り 南東の風やや強い 水温17.5度

久しぶりの凪です これからの季節 1週間に 1〜2度出航できればラッキーですね
講習の予約をしても 普段の行いが良くないと 海があれて出航できないことのほうが
多いのですよ
水温が下がって17.5℃ もう少しで 入れ食いが始まる16度台に入ります
毎年 11月の上旬から この季節になります

鯵ケ沢港は11/1から プレジャー船の係留している防波堤が
閉鎖になりますので 
遊漁船などは 漁師がやっている船だけになります
しかし
漁師も 遊漁と網漁を兼ねているので
大体の船は 底立て網に従事しており 11月になれば
網が入り 遊漁は止めてしまいますね

釣りで出航できる船は 私を含めて何隻もありません

しかし 
これからがベストシーズン 沖に出れば カサゴ マゾイ 真鯛 メバル ヤリイカ アイナメ
など 一気に釣れ始めます
魚も 産卵期のものが多く
メバルは卵がいっぱいですね
個人的には メバルの卵は大好物 
美味いですよ


今日は 朝5時半出航しました
今日の潮周りは 干潮が8:30分 朝から下げ潮です

下げ潮周りは16度を切らないと食いが立ちません
目安が16度 不思議です
これ以下になると 上げ潮 下げ潮関係なく食ってきます
これは
今までの経験で理由は分りませんが

16℃から12度までは 魚が一番活性が高いのは確かです

12度以下になると 今度は下げ潮で食いが立ちます

不思議ですね

そのため 水温の高い時期は 皆さん 沖の深い場所に行くのです
水深60mを越えると
水温も多少低いのと 海に中は 光が入りにくく マズメのような暗さになります
そのため 夜行性が強い魚は 活性が高いのです

ただ鯵ケ沢沖には30mを越えると ほとんど寝の荒い岩礁地帯は無いので
漁礁などに皆さん行きますね
数が少ないので 何回も攻めると メバルなどは釣れなくなります

そのため 思ったより釣果が無いのが現実 ただ砂場の漁礁なので
回遊性の強い ヒラメ 青物 真鯛などは ベイトを求めて付き安い
しかし 漁礁には必ず誰かがいるので 先に入られるとその場所で釣りが出来ません

ここが考え所

私の場合
鯵ヶ沢沖の浅い場所での岩礁釣りですので
考えとしては すべて広範囲で漁礁のような物
しかし 浅場には 網も入るので 岩礁をピンポイントで熟知していないと
魚の着き場が分りません

分っていても年中釣りをしていないと 分らないのが現実
多分
漁師の中でも この岩礁地帯を ピンポイントですべて熟知しているひとは少ないでしょうね
ここまで努力して 根魚専門に漁師をしているのです

年中岩礁地帯で釣りをしていると 色々な事が分ります
私がいつも釣りをしている場所には ほとんど釣りをしている人は居ません
なぜか


岩礁地帯で狙う魚は 根魚が多い 
しかし
現在 根魚の仕掛けが少ない

ほとんどの人は 真鯛の事しか頭にありませんから

カブラ インチク イソメの餌釣りなどで 釣ります

まずは これらの仕掛けで 根魚を狙うのはリスクも高い
根掛かりが頻繁します
それに イソメでカサゴは釣れません

そのため これらの仕掛けしか使わない人は岩礁地帯の根魚釣りはしないのです
カサゴ狙いの釣り人が居ないのはこのためです
オバルだから成り立つ 釣りなのです







沖に出ると 陸からの風が強いですが だんだん弱くなるでしょう
まずは
メバルの反応をさがします
しかし
全くありません

本当に 魚の生態がだんだん分らなくなります

魚を釣る前に ベイトがいつ中層に浮かぶのかを見つけないと だめですね


深場に行っても 反応無し 浅場も反応無し

これは潮代わりまで無理そうです

8時半過ぎ 反応が出始めました

下ろすと 大サバ2匹ヒット!

その後は 手のひら真鯛の入れ掛かり

面白いですが きりが無いので 終了

メバルの反応を探します

何とか 鈴なり 2回でこれだけ釣りました

これ以上釣りをしても水揚げできないので 11時終了



食べる分は何とか確保



防波堤に着くと 先日から メバルを分けて欲しいと着ている人が又いました

仕方ないので 浜値でメバルを その他の魚をおまけで プレゼント 喜んでいました
本当は いけないのですが 市場に持ち込めない魚 数が揃わない時は
暗黙の了解なのです
専門にこんなことをしていると 漁師剥奪されてしまいます
あくまで 市場に上げれない時だけです


天気が悪い日が続きますが
日曜日 オバル講習2人 
空きが2人あります
天気が微妙ですが 運が良ければ 大漁かもしれません

前日の夕方まで連絡いただければOKです