Test Fishing

2016 10/15 鯵ヶ沢沖 オバル講習 凪ぎ 水温18.6度 G〜C
大潮 満潮14:05 干潮8:04

今日は 秋田藤島さんと出航です 夜明けが遅くなりました
明るくなるのは5:30 5時に集合してもらい 暗いうちに沖に出ますよ
今日の狙いはシーズンインしたメバル釣りです



今の時期はメバル釣りの外道に色々な魚が掛かりとても面白い
反応を探してポイントを走ります
反応があり 仕掛け投入 すぐさま ヒット 40cmサバですね
その後も 30cm弱の真鯛もと手のひら真鯛が次々釣れますよ
そして 本命のメバルも釣れて 藤島さん嬉しそうです



先日 秋田の男鹿沖で ワラサを大型クーラーいっぱい釣ったそうですが
流石に店でワラサばかり出していると お客さんの反応が良くないようで
やはり 白身の魚と五目の魚で無いと いけないようですよ
一度美味しい根魚を食べてしますと お客さんの舌が肥えてしまって
真鯛 ワラサで勝負をするのには無理があるようです



鯵ケ沢の町民の皆さんも魚には口が肥えていて
忘年会で 地元のホテルで 魚を選んでもらって塩焼き
そのとき メバル 真鯛 イカ カレイがあったようですが
すべての人がメバルを選んだようです 釣り師は引きの強さが楽しいので
真鯛を好みますが 食べるとなると 誰も真鯛を選ばない
メバルの味を知ってしまうと 魚を並べると 誰も食べません

メバルは 高級魚なのです 今の時期のメバルは 12月の産卵に向けて
脂が乗り とても美味い 来月に入ると 大きな卵が入りだし
最高のメバルになります 卵も黄色で粒が小さく 煮つけでも炒めてもとても美味しい
私は 卵を弱火でバターで炒めて鶏がらを振りかけて
そぼろ状態にしたものを ご飯にかけて食べますが とても美味いですよ
本来なら 産卵期は逃がすのが良いのでしょうが
釣りで獲る量なんてたかが知れています
あまりにも産卵稚魚が増えてしまうと 餌の取り合いになり 数は増えますが
サイズが大きくなりません
ある程度間引きをしないと 市場に上がるサイズが少なくなり
小さいメバルを数多く獲るしかなく 結果的に
値段が下がり自家消費が増えます
鯵ヶ沢沖は すべての魚の産卵場所になっており 魚の稚魚が他の魚の餌にもなるのです
私が釣ったくらいで魚が減るような釣り場ではありませんね

何年もメバル専門に同じポイントで釣りをしていますが
サイズは毎年変わりません
メバルが豊富な海なのです

冬に最盛期を最盛期を迎えるので 毎日沖に出れるわけでもなく
週に一回くらいしか出れないので
魚が減るほどの回数ではないのです

HPを見て居る人の中には 産卵期のメバルはとらないほうが良いと思って
居る人も多いでしょうが 現実はこんなことです

釣りのほうは メバルはそれほどでもありませんが
大きいアイナメも釣れてマズマズの釣果でした





私は イナダ2匹と大きいメバル2匹持ち帰り
残りは藤島さんにプレゼントしました




2016 10/17 鯵ヶ沢沖 漁船釣り 南東 凪ぎ 水温18.7度 G〜B
大潮 満潮2:51 干潮9:28


今日は漁師の釣りですよ
朝5時半出向 朝はめっきり寒くなりました

いつものポイントに走り 反応を探します



すぐに反応見っけ!しかし 食い込まない 小さい鯵が釣れるだけ
だめか〜 脳裏をよぎる
朝の一発目が一日の釣果を左右します

朝の反応に仕掛けを入れて大きいメバルが海底に付く前に食い込むときは
大漁になります

仕掛けが反応から外れる辺りで 一気に食い込みました
追い食いさせて 巻き上げると 重い 間違いなくメバルです

鈴なりにクロメバルの登場!
サイズも悪くなく 大きいので28cm 26cm前後が揃っています
このサイズが一番値段が高いのです

何回か釣り上げて 潮の関係か ピタット食いが止まりました

しつこく反応を攻めるも食い込みません

ここから長い無釣果が始まります

あっちこっちめぼしい場所を走りますが 全く釣れず たまに手のひら真鯛が
食いつくだけ 無常に時間だけが過ぎていきます

折れ掛けていたとき 浅場の水面に変化があります
もしかして。。。。仕掛け投入 
すぐに50cmイナダがヒット!

魚探を見ると 大きい反応が有ります

もしかして。。。
海底に着くなり メバル特有の当たりがあり
巻き上げるととても重い
水面には クロメバルの大きいサイズがゾロゾロ

しつこく攻めて 何回か釣り上げ 潮どまりになると食いが止まり10:30終了

全体で10kgほど 規格サイズを選んで 水揚げ7kg 一番高い規格でしたの最高の
値段が付いたでしょう メバルは私しか水揚げしていないので
一人勝ち






2016 10/19 鯵ヶ沢沖 漁船釣り ウネリ凪ぎ 水温19.0度 B
中潮 満潮3:57 干潮11:00


今日は気合を入れて メバル釣り
朝5:30出航



潮周りが気になります
沖に出て水温を見ると 先日までより水温が高い 今の時期は水温が上がると 食いが立ちません
いつものポイントに走り大きな反応を見つ 仕掛け投入
しかし カスリもしない
かなり粘りましたが あきらめて先日の浅場のポイントに
しかし 釣れてくるのは手のひら真鯛

魚を触って見ると 暖かい だめですね 魚を触って冷たく感じるような場所でないと
食いが立ちません

反応はいたるとこにあり ほとんど手のひら真鯛とスズメダイ

これでは商売になりません
こんな状態が11時まで続いて 水揚げも出来ないので
帰ることに
干潮が11時 帰りに反応を見つけて 仕掛けを投入すると
すぐにヒット 上げてみると30cm真鯛と手のひらが何匹も付いている
魚を触ると冷たい
もしかして。。。 このポイントをしつこく攻めると
真鯛が入れ掛かり 小さいのはリリース
そのうち 大きいサバも掛かり
とうとう 今日始めての メバルの鈴なり
サイズも26cm前後

滅多にやらないポイントでしたので 嬉しい釣果でした
メバルは着き場が決まっていて
これを見つけると攻めるポイントが増えます
結果的に 財産になるのです
釣れないときに釣れたポイントは釣果よりも大事なのです

船メバル釣りの難しさはここにあります
釣り自体は簡単ですが
着き場を何箇所持っているかで漁師の腕が決まります
ほとんど漁師は 私のように小場所のポイントはやらないし わかりません
季節になると 一時的にやるだけ 場所も有名な場所や漁礁周りを
次々攻めるので 始めのうちは釣れますが 毎日のように何艘も攻めるので
数日でつれなくなります

そのため 私がいつも釣っている場所には 誰も居なく 
広い岩礁地帯は私の庭のような状態になるのです

釣れるのは分っていても いまさらポイントを探すのも面倒だし
皆さん船が大きいのでエンジン音が大きく 浅場のポイントのメバルは
音に敏感なので 逃げてしまいます

メバル釣りの話でした

ここで自家消費分は釣ったので 終了




これからの季節は 沖に出れる日は非常に少なくなります
講習に予約を入れても 中止になる日のほうが多くなります
運が良い人といつでも動ける人が良い思いをする事になります



出れれば釣れる 鯵ヶ沢沖でした






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